雨漏りのご相談は、被害が拡大する前にご相談下さい。
何度見てもらっても解決しない雨漏りは、弊社にご相談ください。
申込先 049-231-7353
雨漏りには様々な原因があります。
その場で原因が判明出来る例は少なくありませんが、状況によっては困難な場合もあります。
建築には雨仕舞い施工に関しての一定の法則があります。この法則通りの工事を怠った場合に雨漏りが生じます。
雨水の浸入に際しての問題は、”雨仕舞い” と ”防水” との違いを理解する必要があります。
雨仕舞いは雨水の浸入と排出をコントロール出来る技術的な知識や施工力により工事を行う事を主としています。
一方で、防水とは有機材(コーキング材や防水剤)などで雨水が浸入しないように施工する事を主としています。
残念ながら防水材(有機材)の経年劣化は避けることは出来ません。
雨仕舞いは経年劣化を考慮した施工を行う事で耐久性の高い住宅を形成する事が出来ますが、残念ながら雨仕舞いについての知識や技術が継承されてきた経緯は多くないため雨漏りが多く発生しているもと推測出来ます。
多くの施工書なども防水についての仕様や施工方法などの記述はありますが、雨仕舞いについて記述されたものは少ないと言えます。
下記は、当社でご相談いただきました雨漏りの例です。
- 壁・サッシからの雨漏り
サッシ、壁廻りからの雨漏りの多くは、サッシの取り付けに関する不具合が多く、日本の建築様式の変化と共にサッシ廻りの雨漏りは増えてきました。
壁廻りの雨漏りは、お住まいの方々が気が付かないうちに被害が拡大している可能性がありますので定期的な点検をお勧めいたします。
- 従来の日本建築は軒の出も多く、サッシ水切りが設置されていました。
昨今の住宅は軒の出が少なく、場合によっては軒の出の無い住宅も見受けられます。
建物の設計や外壁工事の仕様の変化によりサッシ水切りが軽視されるようになってから、サッシ周りの雨漏りは増加傾向にあります。
特に、気候風土を無視したかのような ”軒の出の無い” 住宅の場合 ”雨掛かり” が増え、外壁の防水性が建物の耐久性を左右することになりました。
- ※雨掛かり
雨掛かりとは雨で常に濡れる部分を指します。
十分な軒の出がある住宅は雨により外壁の濡れる部分が少なく、日本の気候風土を考えた場合、軒の出は必須と言えます。
伝統構法(地域風土を考慮した住宅)による伝統的な日本の住宅は従来瓦屋根の軒の出のある住宅が多く、木質(板張り)の外壁でも壁から雨漏りを生じるようなことはありませんでした。
住宅を長持ちさせるには定期的な点検と適切な時期のメンテナンスが必要です。