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杉本瓦店は屋根工事や板金工事、雨樋工事などを専門とする会社です。屋根、板金、外部のリフォームはお任せ下さい。

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〒350-0811 埼玉県川越市小堤549-18

雨漏り事例:厚型スレートなどの雨漏りAMAMORI

屋根からの雨漏りC:厚型スレートなどの雨漏り

  • 毛細管現象での雨漏り
写真1
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写真1
A
写真3B
 年数の経過に伴い瓦の重なり部に土埃が堆積していきます。
 特に、周囲に学校や公園、グランド、畑などがあるお宅はこの傾向が強く、毛細管現象による雨漏りが生じる事があります。
 厚型スレートも粘土瓦と同様に下葺き材の重要性が高く、毛細管現象による雨水の浸入が軽度な場合は下葺き材で防ぐ事が出来ます。
 上記の事例は、築年数の経過も有り、土埃の堆積量が多いために雨漏りを生じた例です。
写真@.全体写真
 一見、特に外観上の問題は無いようですが・・・
写真A.土埃の堆積
 一枚剥がしてみたところ重なり部分に多量の土埃が堆積していました。
写真B.屋根材の裏側
 堆積した土埃により毛細管現象を起こし、瓦の裏側にまで雨水が伝わった形跡がありました。

  • 塗装が原因での雨漏り毛細管現象画像
 この事例は、年数の経過した和型スレートに塗装を施したことで雨漏りが生じた例です。
 年数の経過した和型スレートは上記の「毛細管現象による雨漏り」が生じやすくなっており、塗装を施す事で瓦自体の撥水性は上がりますが、毛細管現象による雨水の浸入は防ぐ事が出来ません。
 特に、雨水の適切排水のために隙間が必要な瓦は、塗料が瓦同士を密着させてしまうことにより、内部に侵入した雨水が排出できなくなってしまうことで雨漏りを生じる危険性があります。
 この事例は結果とし経年劣化も進んでおり、葺き替えを行わせていただきました。

厚型スレートは和型に限らず雨水の浸入に対して注意が必要です。
塗装をすれば長持ちできるということは必ずしも正しくありませんので、現在の屋根がどういう情愛なのか、どうすれば何年くらい維持できるのかをご理解いただいた上で適切なメンテナンスをお勧めいたします。 
 
※昨今、ラバーロック工法による被害が増加しております。
シリコンで瓦同士を接着してしまうこの工法は危性がありますので注意が必要です。
「瓦がズレているから¥3000で治します」や「近くで工事しているので無料で屋根の診断をします」などで屋根に登り、「今すぐ治さないと雨漏りしますよ」などと不実の事で高額な工事契約を締結する被害が増えています。
 ご不明な点はお気軽にお問い合わせ下さい。
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