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杉本瓦店は屋根工事や板金工事、雨樋工事などを専門とする会社です。屋根、板金、外部のリフォームはお任せ下さい。

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〒350-0811 埼玉県川越市小堤549-18

粘土瓦屋根のメンテナンスRoof Tile

コロニアル粘土瓦板金屋根雨樋
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粘土瓦屋根は洋型と和形ではメンテナンスが若干異なります。
 従来の施工と現在の施工は若干仕様が異なります。
 メンテナンスの方法は屋根診断後が推奨されます。
 以下のメンテナンスは従来の施工における仕様を基準にしています。

洋型(F型・S型・Y型など)
平部
破損部(クラック、破断)は交換が推奨される。
軽微な欠損は雨漏りにつながることは無いと判断出来る場合、現状維持が可能と言える。
瓦の重なり部に多量の土埃が堆積している場合、毛細管現象による雨水の浸入により雨漏りが発生するか能世があるため、平部の清掃が推奨される。
棟部
冠瓦をを止め付けている釘が浮き上がっている場合は打ち込むことで維持が可能と言えるが、数年後に同様の浮きが発生することがあるため点検が推奨される。
以降はパッキン付きステンレスビスに交換される事が推奨される。

棟部面戸に漆喰が施工されている場合はメンテナンスではなく、耐久性を考慮した棟部の再施工が推奨される。
漆喰の剥離部位の修復は可能と言えるが耐久性は期待できない。
土居熨斗部
棟部同様に面戸に漆喰が施工されている場合はメンテナンスではなく、耐久性を考慮した再施工が推奨される。
漆喰の剥離部位の修復は可能と言えるが耐久性は期待できない。
しかし、一時的な維持においては剥離部位の復元による維持は困難では無いが、過度な期待は禁物と言える。
谷部
従来の谷施工は十分な緊結を行っていない例もあり、維持管理を考慮すると緊結が推奨される。
和形
平部
破損部(クラック、破断)は交換が推奨される。
軽微な欠損は雨漏りにつながることは無いと判断出来る場合、現状維持が可能と言える。
棟部、土居熨斗部
大回しと呼ばれる緊結線をはちまき状態に施工されている棟の場合、「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」に準じた仕様による再施工が推奨される。
令和4年1月に建築基準法施行令第39条 告示109号の改正に伴い「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」が標準化されたため、従来の大回しにおける工事は法令違反となる。
谷部
洋瓦同様に従来の谷施工は十分な緊結を行っていない例もあり、維持管理を考慮すると緊結が推奨される。
注意事項
過度な漆喰は棟部の耐久性を低下させてしまったり雨漏りの原因となったりする可能性が高く、専門的な知識を有した「瓦屋根診断技士」などの屋根診断が推奨される。

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