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図1:従来の仕様 |
図1は従来の仕様による「大回し」と呼ばれる施工方法で、令和4年1月からは認められない工事となりました。 現在この工法での工事は法令違反の可能性が極めて高いといえます。 |
図2:改正施行令 |
図2は改正された「 建築基準法施行令第39条 告示109号」の基準による「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」の仕様です。 弊社では現在、この仕様によるご提案をさせていただいています。 |
図3:ガイドライン |
図3は瓦屋根標準設計・施工ガイドライン 例示工法となります。 従来弊社ではこの仕様による工事を行わせていただいております。 現在でも復元工事や修理修繕ではこの仕様でご提案させていただいております。 |
図4:箱棟 |
図4は箱棟の例です。 一般的には冠瓦を含め5段〜6段位の棟は金具による耐震補強を行いますが7段以上の棟の場合はさらに地震力による耐性を高めるため、弊社では箱棟を施工させて頂いております。 この仕様により地震力による耐性が高まり、粘土の使用量も軽減出来、軽量化にもなります。 |
図5:平部清掃 |
雨漏りや下地劣化の原因は瓦の重なり部から浸入した雨水によるものと言えます。 弊社ではその雨水の原因となる毛細管現象を軽減する事で少しでも屋根を長持ち出来るような研究を行ってきました。 特殊なブラシを用いて清掃することで図5の様に堆積した土埃を掃除することで雨水の浸入を軽減し、雨漏りが改善できる事が可能となりました。 |
図6:ガイドライン |
図6は「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」における止め付けを行った例です。 ガイドラインでは軒先部、袖部をビス止めすることが示されており、風圧力による耐性を高める仕様となっています。 近接住宅に囲まれたお宅では強風により瓦が飛散する事は少ないと言えますが、周りが開けた地域にお住まいの方には推奨されます。 |
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