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杉本瓦店は屋根工事や板金工事、雨樋工事などを専門とする会社です。屋根、板金、外部のリフォームはお任せ下さい。

TEL. 049-231-7353

〒350-0811 埼玉県川越市小堤549-18

葺き替え工事のご案内exchange

  葺き替え工事とは異なる屋根を交換する改修工事を指します。

葺き替え工事                  葺き直し工事はこちらへ

化粧スレート 粘土瓦 シングル 金属
セメント製品

 葺き替え工事は、今葺かれている屋根材の対応年数が経過していたり、様々な問題が生じていたりした場合、必要な工事となります。

セメント製品
(モニエルなど)
セメント製品から他の製品に葺き替えを行う場合、粘土瓦への葺き替えを推奨します。
  1. 粘土瓦(洋型)への葺き替え
     この場合、若干の軽量化になります。
     セメント製品は4s/枚程ありますが、F型の粘土瓦は3.5s〜3.8s/枚程です。

葺き替えにおける解説
様々な問題
葺き替えが必要になる事例は、凍害、経年劣化による透水、ラバーロック工法が原因で雨漏りを生じた場合などが考えられます。
基本的に瓦は、30年くらいで廃棄してしまうような耐久性の低い屋根材ではありません。
野地板
野地板とは屋根を形成している下地の板のことを言います。
従来では杉板が主な材料でしたが、現在では構造用合板が多く使用されています。
耐久性は合板より天然素材の杉板のほうが優れています。
下葺き材
瓦の下に施工する二次防水材のことを言います。
様々な材質の下葺き材がありますが、現在では改質アスファルトルーフィングが主流になっています。
当社では、屋根の仕様に応じて様々な材質を選択させていただいています。
瓦桟
瓦桟とは瓦を止め付ける桟木のことを言います。
従来は5分角と言う15ミリ×15ミリの角材を使用する例が少なくありませんでしたが、現在では建築基準法により止め付けが必須となったため、より大きな桟木を使用するようになってきました。
当社では、15ミリ×45ミリや24ミリ×30ミリなどの防腐処理材を使用させて頂いています。
葺き替えの工事工程
以下の例は、厚形スレート(和型)から粘土瓦(F型)への葺き替えの例です。(元請より開示許可済)

1.仮設工事

 葺き替え工事を行うためには、安全に作業を行うために仮設工事が必要となります。

2.解体工事
解体1 解体工事は、周辺への配慮を行いながら、資材の落下防止、安全対策などを行いながら屋根材の撤去を行います。











3.清掃
屋根清掃 瓦撤去後に、ほこりが飛び散らないように清掃を行います。
 状況によって下葺き材も撤去します。
 この現場は下葺き材を撤去しました。










4.下地補強野路板
 下地の劣化が著しい場合は構造用合板による屋根面の補強工事を行います。
 この現場では、ガイドライン工法により、F4 タイプの構造用合板を使用させて頂いております。
野路板、規格




5.瓦下地(下葺き・瓦桟工事)下葺、瓦桟
 万が一、瓦が破損したりして雨水が浸入した場合を考慮し、瓦桟を若干浮かして施行しています。
 これは「木づり」と言って、瓦桟を浮かすことで雨水をスムーズに下まで流す方法です。
 この「木づり」は下葺き材の上に施行する方法と下葺きの下に施行する方法があります。

 瓦桟は防腐処理を施した木材を使用することで耐久性を考慮しています。



6.平葺き瓦、荷揚げ
 当社では「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」に基づいた施工を行っています。

 F型の瓦はいわゆる「乾拭き(からぶき)」を行います。
 和型の場合は、葺き土を一部使用する「馴染み土」を使用した工事を行わせていただく事もあります。





7.棟工事棟工事
 棟部も「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」に基づき、棟金具+棟桟木を使用し、冠瓦の止め付けを行っています。










8.完了工事完了
 屋根を清掃して完了です。















バナースペース

杉本瓦店

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