その他のトラブル事例
屋根診断というのは名ばかりで、不安をあおるような不実の事を告げ契約に至る例が増えています。
自称屋根診断士や、屋根に精通していなくても講習さえ受ければ与えられるような独自発行の屋根診断士による営業による不要な工事を強要されるような例もあります。
屋根の診断は
、瓦屋根の診断における専門的な知識と技術を習得した瓦屋根診断技士にご依頼下さい。
日本全国に2100名の瓦屋根診断技士がいます。
※必ず資格者証の提示をご依頼下さい。
- 訪問業者によるトラブル@:ラバーロック工法による被害
十数年前からシリコンで瓦を接着してしまう「ラバーロック」なる工事の被害が増えています。
「瓦がズレていますよ!今なら、近くで工事をしていますので\3000で治してあげますよ」などと屋根に登り、「”あっち”も”こっち”も瓦がズレてます。治しておかないと雨が漏ったり、地震で落ちてしまいますよ!」などと不実の事を告げて高額な工事契約を締結する例が増えています。
安易なシリコンによる瓦止め(ラバーロック)と言われている工事は危険を生じます。
去る平成18年に、福岡県で瓦止め(ラバーロック)工事を行った事が原因で瓦屋根が接着されたまま落下する被害がありました。
屋根は風向きの方向により「負圧で瓦が上方に引き上げたれる”フラッタリング現象”が生じる事がありコーキング等で接着してしまうと、台風などの強い風で瓦がひとかたまりに飛ばされる可能性があります。
又、シリコンを詰めることで、瓦の隙間に侵入した雨水が排出できずに雨漏りを生じる事があります。
建物周囲の環境や屋根の形状を正しく調査、把握せずに、安易なシリコン止め工事は危険です。
数年前から「火災保険で屋根の修理をしませんか」と訪問営業が回っています。
「保険を使うからタダで治せる」と持ちかけて、言葉巧みに話しかけ、「台風で瓦がズレた」「台風で漆喰が剥がれた」など、「風水害による被害だから保険で治せます」と持ちかけて、屋根工事業者とリフォーム業者が共謀して屋根診断を行い「経年劣化をあたかも台風の被害だとユーザーに思わせて」保険金の請求行っていと言う報告があります。
契約する前にご相談下さい。
老朽化に伴う経年劣化は保険の対象になりません。
ご注意下さい。!